2014年07月14日

町長と語る車座懇談会

町長と語る車座懇談会 2014.7.11(金)

座談会開催が決まってから
打ち合わせの度に変更があり、
あたふたと対応を考えながら
結局「当日の流れに委ねましょう」と
迎えた町長さんとの座談会。

町長と語る車座懇談会


7月11日9時30分から、
こすもす館の和室で開催されました。

会場へ行ってまず驚いたのは、
職員さんの参加が多いこと。

最初の打ち合わせから二転三転して
町長さんとの座談会のハードルの高さを
感じてはいましたが・・・

実際の参加者は

地域の皆さんが18名(こどもまつり実行委員)

町からは
町長さん
健康増進子ども未来課課長さん
町づくりコーディネーターさん
こども未来センター(児童館)館長さん
そして、町の情報を発信して行くために
新しく組織化された広報部隊の皆さんが3名の
計7名

遅れて教育委員会から
教育長さんをはじめ3名

なので、この会議に参加して下さった方は
合計28名となります。

レジュメも資料も町の方で準備されており、
こちらから提案させていただいた内容や
資料には触れる時間はありませんでした。

町長と語る車座懇談会

町長と語る車座懇談会


内容としては
まず、こどもまつり実行委員長の挨拶がありました。

それから
町長さんが資料に添って
町がどのような取り組みをしているかについて
20分ほどお話になりました。

その後、自由な形での意見交換会ということでした。

主なご意見としては
 ・三世代交流について子どもや親世代の参加が少ない
  傾向にあるが、どのような取り組み、関わり方を
  して行けば良いか・・・
 
 ・子どもと地域をつなぐ場として
  あるいはそれぞれの居場所として
  公民館の活用が考えられるが、
  そこに関わる方達の意識や活動内容に
  温度差がある。
  個人に対し、何らかの活動費が出ている皆さんは特に
  その温度差を埋めて行く必要があるのでは?
  
 ・役職への活動費はどのようにして決められているのか?

 ・区長さんをはじめ、分館長さん、民生委員さん、
  青少年健全育成指導員さん、いきいき女性クラブさんなど
  地域で子どもや地域をつなぐ役割の方たちがいらっしゃるが、
  なり手(引き受け手)がいないのが現状。
  町のあらゆることを話し合って行くとき
  同じメンバーばかりが集まる現状に対し、
  町の方でも行政の横連携を深め、
  時間調整をし個人の負担を減らし、
  多くの人材に関わってもらえるよう
  改善して行けないか?


 ・子育ても大切だが、出会い、結婚し、
  子どもを産むということができる環境を
  整えて行くことを重視しないと
  いけないのではないか?
  
  どのご意見に関してもそれに対し
  またいろんなご意見が出されました。

時間がなくなって来たところで
町づくりコーディネーターさんと
こども未来センターの館長さんから
「みやき町子育て支援ネットワーク未来協議会(案)」
についてのお話がありました。

この協議会を立ち上げることで
情報の収集と団体及び支援者の連携を強め
ネットワーク化を推進して行きたい。
ということでした。

そして最後は教育委員会からのお話でした。

子育ても大切だが、親がもっとしっかり向き合って欲しい。
子育てと同時に親育ても大切だ。

などなど・・・
あっという間に時が過ぎ、時間を延長しての座談会でした。


つぶやき・・・
   
いろんな思いが浮かび
発言するときには緊張もし、
正直とても疲れました。

「みやき町子育て支援ネットワーク未来協議会」
なるものが立ち上がることに関しては歓迎です。

むしろ遅すぎるくらいです。

ただ、上辺だけを掬い取ったような会議では
何のための会議なのかがぶれてしまいます。

情報の収集だけに終わらないで欲しい。
何をネットワーク化するのかな?

それぞれの団体や
子育て支援の場が
ともに共有できる柱を
ちゃんと打ち立てて
そこを目指し
そこへ戻り
それぞれの立ち位置で出来ることを
やっていく・・・

そういうことですよね・・・?

そもそも子育て支援って何だろう?
なぜそれが必要なのか?
何を柱にした連携なのだろう?
対象は誰をさしてあるのだろう?

子育て支援は乳幼児だけを
イメージしたものではなく
子どもの育ちという視点で
育つ主体・育てる主体である子どもと
親自身の主体性を尊重し、
当事者の育ちを支えていく取り組みのはず。

もちろん「人権」ということが
ベースにあっての柱ですよね?

子どもの権利条例の作成を
協議会から町へ
働きかけることだって
可能になるのでしょうか?

そんな意見を言ったら
町長さんが言われました。

それらのことは
「子ども子育て会議」で
対応していくことになっていると・・・。

だから連携が必要なのですよね。

価値観は人によって様々であるということを
念頭において取り組んで行かないと、
こんなにやっているという自己満足の世界で
終わってしまいます。

「子ども子育て会議」と
「みやき町子育て支援ネットワーク未来協議会」
その果たす役割は違っていても
柱が違っていることはあり得ない・・・・

会議にでてきた「親育て」もその一つでは
ないでしょうか?

その言葉に傷つく人もいるということに
気づいていないと支援者に心をひらいて
もらうことは出来ないのではないかな?


話の最初に町長さんは言われました。
みやき町の町民さんの活動は
どこに研修に行っても
それを上回る例がないほどすばらしく
誇りに思います。
すばらしい町民さんという土台がしっかりしているので
その方達がより連携し、活動しやすいように器をつくり、
住みやすい町にして行くことも町の役割です・・・と。

土台はしっかりしているようでもろいものです。

がんばりたい思いと、どうしてこんなにがんばらないと
行けないのだろうという思いの間で揺れている方や
本当にこれでいいのだろうかと悩まれている方に
私はたくさん出会いました。

ボランティア連絡協議会の
会長さんが言われました。
みやき町の地域のみなさんは
本当によく活動されています。
ボランティア精神でつながり
支え合う地域の力と町が協働し、
すばらしいみやき町になって行けるよう
がんばって行きましょうと。

協働というのは単にお金を出したり
イベントをすることではなく
そのイベントや活動が町民の
どんな思いで
どのようになされているかを
実際に見て感じることだと。

町長さんは
一人一人の意見に向き合い一つ一つ丁寧に
言葉を返していらっしゃいました。

思いや活動内容はそれぞれでも
共有できる柱があれば
投入されるエネルギーは強化されます。

住み良いみやき町を作って行くことは
住み良い県を住み良い国を作って行くことと
同時進行でありたいものです。

みんなが安心して暮らせる
町づくりが出来たらいいですね。

とても疲れましたが
こういう時間も大切なのですよね。
きっと・・・

次回こども応援隊臨時会議は
7月28日14時から
ボランティアセンターです。



Posted by こども応援隊  at 00:21 │Comments(0)

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